【2020年追記あり】元夫という名の○○へ

 

【離婚しました】オトナの夏休み日記 2019/4/8~14

2019-04-07

 

あなたが読むことはないこの記事を、私のけじめとして書きます。

 

あなたが20 私が21の夏。青山通りでメイクスクールのモデルハントを通じ声をかけたあなたは、美しかったですね。いざ学校へ連れていったその先で、同級生がポーッとなって見惚れるくらい、中高く彫りも深い造詣は、ただただひたすら美しかったです。

 

でも私は、そんなことどうでもよかった。それより、何回目かのメイクの練習後、打ち上げのファミレスで、初めて打ち解けた際のアナタが見せた才能に、心底惚れこみました。

 

地頭の良さ、センス、メモも取らず器用になんでも飲み込んで、アウトプットし、人心掌握術に長け、交渉力がある、天才。

 

そうあなたは天才でした。こんな風になった今もまだそう思うほど、天才でした。

 

メイクで表現したい私の世界観を、汲み取ってくれ、コンテストのランウェイでスポットライトを浴びながら威風堂々と歩いてくれたあなたの姿は今も忘れません。

 

あの時から私とあなたはきっと戦友だったのでしょう。甘いムードの交わりより、お互いを高めるためのディスカッションに夢中で、気付いたら朝を迎える程に。

 

あなたとの関わりあいから、私は10年闘った難治性のウツから抜け出しました。

 

あなたの背中を追いかけるうち、ビジネスのいろはを、嫌というほど学びました。自営に必要なマインドセットや、読むべき本は、全てあなたが授けてくれました。

 

業種は違えど、互いに刺激を与え合い切磋琢磨しながら、二人でめいっぱい走りましたね。そしてあなたが病に倒れてたあの日からは、いよいよ戦火の中をくぐる生活でしたね。

 

あなたを護る為、私は強くなりました。メイク業界に挫折したことで、一瞬とは言えど専業主婦を夢見た、甘ったれた自我は完全に消え去りました。ただ哀しいことに、あなたも知るとおり、私は少し強くなりすぎたように思います。

 

 

病によって、様々なことがままならなくなったあなたにとって、私の存在そのものがきっと辛かったことでしょう。

 

あなたの才を信じていると繰り返し唱える私の声も、いつからか聞こえなくなっていたことでしょう。

 

私はいつだってあなたを肯定することしか術がなかったけど、実はそれがイチバンあなたを苦しめたかもしれません。

 

いまとなっては全て過去です。改まってこうして書いて何になるかと問われれば、何にもなりません。ただ離婚後、様々な感情が嵐のように次々襲い、やっとのことで過ぎ去った今、思い返せば、あなたという存在を通じ、学びがたくさんありました。

 

あなたが最後に授けてくれた共依存という人生の問題集を、毎日必死に解いています。ヘドロのようにこびりついていた黒い感情が放たれた今、ふと自然に感謝の念が沸きました。

 

戦友だからこそ、婚姻中の生活がなぜか戦場に成り代わってしまったけれど、出会って別れるまでの16年は、意味があったと、最近やっと思えるようになりました。

 

 

***

 

 

もう二度と会いませんし 会いたいと思うこともありません。

 

積み重なった執着は すっかり空へ放たれました。

 

今はただ、戦火を共にしたあなたに感謝するだけです。

 

人生の課題に気付かせてくれて、ありがとう。私は強くなりすぎた己の核から、蒼くて儚い本来の自我をすくいとって、生き直します。

 

 

さよなら、どうかお元気で。元夫という名の戦友だったひとへ。

 

 

後日談

 

画像

 

戦友もとい

どうでもいいヒト さようなら、お元気で~~~~!笑

 

 

なつみ
さあいよいよ2020、ますます加速させるぜーーー!

みんな見ててね!!!なつみ

 

 

 

 

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